裏紙に書くようなこと

文章を書く練習

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である を読んだ話

気になってた本がprime会員無料だったので読んだ。

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筆者は元マイクロソフトのエンジニアで、Windows95の開発をされていた。右クリックの概念を開発したり、「日本語とオブジェクト指向」と題したブログで有名とのこと。

本の内容は、仕事の8割を始めの2割の時間で終わらせて、残りの2割を8割の時間で仕上げなさい、と理解した。ポイントは、それを実行するためのイメージをきちんと書いていることだと思った。イメージとして「界王拳を使え」と書かれている。この界王拳が、イメージしやすくするためにちょっと書かれているのではなく、最初から最後までずっと書かれている。なんだか界王拳が使えると信じていたあの頃を思い出して恥ずかしくなる。さらに、今でも頑張ろうと思う時に界王拳をイメージする自分を恥ずかしく思う。そういう人はそこそこいる気がして、この本は理解しやすいのではないかと思う。

最初の方は、著者にしかできないと思わせる方法や1日のスケジュールが書かれているが、徐々に我々一般の人間でもできそうな方法に砕かれている。また、最後の方は実行することにしつこいほどにこだわって書かれている。人生を楽しくすることと24時間仕事のことを考えることがイコールで結ばれているように感じられる記述もあり、なかなか全面的に同意とまではいかないかとも思った。ただ、やはり「仕事の8割を始めの2割の時間で終わらせて、残りの2割を8割の時間で仕上げなさい」というのは正しいと思うので、その部分だけでも実行できるようになりたい。