裏紙に書くようなこと

文章を書く練習

マンガでよくわかる モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方 を読んだ話

藤井聡太二冠が幼少期に受けた教育としても有名なモンテッソーリ教育だが、僕も子供には才能あふれる人間になってほしいと思っているので、モンテッソーリ教育の本は意識して読むようにしている。その中で、漫画で読めるのでこの本を読んだ。

著者は保育園経営者で、モンテッソーリ教育を採用する保育園で働いた経験も、育児経験もあるそうである。また本書では、モンテッソーリだけでなくハーバード式と呼ばれる、人の能力を分類する方式を採用した教育についても解説されている。
ただ残念ながら、ここまで盛り込まれると漫画とはいえ理解するのが難しい。特にハーバード式はあまり馴染みがないし、分類を意識して区別するのが難しい。
とは言え、モンテッソーリ教育の基本は見守ることであり、子供の満足感を満たすことが重要であることが繰り返し述べられている。

モンテッソーリ教育を中実に行おうとすると、親にはかなりの忍耐力が必要とされるだろう。子供の満足感なんて、本当に満たされるのかと疑いたくなるほど底なしだ。本書では、時間を区切ることで親側の負担を減らすことが述べられている。例えば、公園で遊ぶのは4時まで(時計の針が12を指すまで)とあらかじめ子供に伝えることで、双方が納得できると言うものだ。僕はこれが全く腑に落ちない。それは自分自身がそこまで聞き分けの良い子ではなかったからだ。僕の子供や他所の子供は聞き分けが良いかもしれないが、時間で区切られて満足できんるわけがないと、心の底で思っている。そこは親と子供の我慢比べなのだろう。

幸いうちの子供はまだ小さく、わがままを言ってもまだなんとか対処できる。なので、今のうちに好きなように遊ばせて、満足感を満たす体験をたくさんさせてあげたいと思っている。