裏紙に書くようなこと

文章を書く練習

失敗に負けない「強い心」が身につく 世界標準の自己肯定感の育て方 を読んだ話

kindle unlimited 6冊目。育児本を読むと必ずと言って良いほど出てくる言葉が、「自己肯定感」だと思う。この本は子供に自己肯定感を持たせるにはどうすれば良いか、母親と父親のそれぞれの役割を明確にして書かれていた。特に自己肯定感の鍵を握るのは母親との心地よい肌の触れ合いだそうで、父親と触れ合っても母親ほどの効果はないらしい。その分父親は、一緒にスポーツをしたりアウトドアに出かけたりして、社会のルールを身につけさせる役割が適任とのこと。子供の習い事にしても、子供に向いていそうなことを親が考え、継続させることが大切だと書かれている。色々やらせて失敗経験を積むと自己肯定感が落ちるので、続けさせて成功体験を積み上げることが大切だと読み取れた。

しかし、これは親にとっては失敗できないプレッシャーであって、なかなか実現できないような気がしてしまう。結局、親も子供をよく観察して、日々一緒に学び成長していくのが良いのではないかと思う。理想的にはこの本のように子供を上手に導ける親でありたいが、そこはできる範囲のなかで、子供と一緒に成功体験を積み重ねれば良いのではないかと思う。