裏紙に書くようなこと

文章を書く練習

モンテッソーリで子育てしたい話

子供が生まれてしばらくしてから、モンテッソーリの本を2冊ほど読んだ*1

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要点としては「子供をよく観察し、やりたいことを汲み取り、その手助けをしてあげる」ことだと僕は理解した。子供の足を引っ張らない父親になりたい僕としては、その方針はとても納得できるものだった。では早速、子供を観察してみよう。これがさっぱりわからない。目の前の子供は、仰向けのまま特に理由もなさそうに手足を動かしている。これは手足を動かしたいのか、という解釈をしたところで、僕にできることは何があるのだろうか。モゾモゾ動く子供と、はてなマークでいっぱいの僕の絵が、しばらく続いていた。

それからしばらくして、子供がハイハイができるようになってから状況が変わってきた。動きたい、掴みたい、叩きたい、引っ張りたい、離したくない、食べたくない、あらゆる感情が溢れ出ている。今は観察しなくてもやりたいことがわかるし、危なくないように我慢させたり注意を逸らすのに精一杯だ。これは今こそモンテッソーリの教えを生かすときなのだろうと、今、もう一度モンテッソーリの本を流し読みしている。

子供は本当に勝手に育っていく。僕らは焦らず、足を引っ張らず、その手助けをしていくことが大切なんだと改めて感じた。そして、その好奇心のエネルギーを使わせてもらって、子供がまだ見ぬ世界を知る手助けを存分にしてあげたいと改めて思った。

*1:読んだ本2冊のリンクを貼りました 2020/08/08