裏紙に書くようなこと

文章を書く練習

育休を取得した話

 先日、平日5日間で育休を取得し、土日を合わせて9連休で育児をした。これは会社の制度としての育休なので大変ありがたかった。そんな短い期間に何ができるのか、と思う方も多いと思うが、結論としては短かったが取得して良かったと思っている。その間の主な出来事は以下のような感じ。

1日目(土)日曜日の結婚式準備
2日目(日)夫婦子供3人で結婚式
3日目(月)子供風邪をひく
4日目(火)電動鼻水吸引器が活躍
5日目(水)年賀状用の写真撮影
6日目(木)子供用の預金口座を作る
7日目(金)帰省のための買い出し1
8日目(土)帰省のための買い出し2
9日目(日)お食い初め

当初は結婚式とお食い初めを乗り切れば良いだろうと思っていたが、そこに子供の風邪が入ったりして意外と盛り沢山だった。
 9日間連続で子供の世話をして思ったことは、子供の成長はなんて早いんだろう、と言うことだ。仕事をしているとき、子供に会うのは朝と夜だけで、その大半は寝ている時間だ。土日はべったりと面倒を見るようにしているけど、なんとなく「いつの間にこんなに大きくなったんだろう」と言う感覚を土日ごとに感じていた。極端に言えば、自分の子供も他人の子供も同じような感覚だ。
 それが、9日間続けて子供を観察していると、ふと成長した瞬間がわかるようになる。昨日より首がしっかりしているとか、物が掴めるようになっているとか、人の顔を見て笑うようになっているとか、そう言った昨日からの変化の、まさに変化した瞬間を見ることができる。これまで不連続に見えていた子供の成長が、初めて連続的に見えたのだ。それも毎日目に見えて変化するので、成長の早さに驚くとともに、その早さをきちんと感じ取ることができたと思う。これは育休を取らなければ気づかなかったと思う。平日仕事、休日育児のペースでは、僕にこの気づきは訪れなかったと思うので、本当に育休をとって良かったと思っている。
 また嬉しいことに、子供が母と父を認識し始めているような素振りを見せるようになった。ただ単にお世話してくれる2人、くらいの認識かもしれないけど、それでも良い。僕の中でも、自分の子供だという認識が強くなってきた。
 次の連休は5月のGWだけど、またべったりと子供の観察をしたいと思っている。