裏紙に書くようなこと

文章を書く練習

真剣に学ぶPythonの基礎 を読んだ話

Pythonの文法を調べたり思い出したりしたくて読んだ。


Pythonの文法、モジュールなどのことを網羅的に一通り描かれている本。ただ解説が詳しくない箇所が多々あり、自分も含めて初心者には優しくない本なのではないかと思った。他のプログラミング言語を使っていて、Pythonを勉強しようという人には良いのかもしれない。

僕には以下で取り上げた、「いちばんやさしいPython入門教室」がちょうど良い気がしている。

Python実践データ分析100本ノック を読んだ話

買ったのは1年ほど前で不定期的に読んでいたけど、ようやく理解できる部分が増えてきた気がする。

この本はデータを使ってコードを書いて、実際にデータ分析しながら進められる内容になっている。データも綺麗なサンプルではなく、分割されていたり歯抜けになっていたり、現場のデータに近い形とされている。それに対して、データの結合から始まり、機械学習による分類や予測、最適化問題なんかを学ぶことができる。最後には画像処理や自然言語処理もできる内容になっている。

僕がデータの結合に使うことが多いから、この本の前半部分だけでも十分だ。さらに機械学習の入り口として取り上げられているScikit-learnの線形回帰や決定木なんかが使えれば御の字なので、50本目のノックで事足りた。51本目以降はわからないことの方が多く、これから調べながら読みたい。これはPythonそのものの理解が必要だから、入門書を読み返そうと思う。

データの流れが追いやすいので、読むだけでも学べることは多いし、コードを写経しても良いし、とても勉強になる本だと思う。

初心者向けPythonデータ分析入門: Numpy/Pandas/Matplotlib/Scikit-learn/Keras対応 を読んだ話

ビッグデータ解析や機械学習は興味があって、BIツールを使った分析はやってはきたものの、コードを書いて分析することまではしたことがなかった。それが必要になって、ネットで調べながらPandasを使ってみたけど、これが思った以上にやりたいことができたので、もう少し知りたいと思ってこの本を読んだ。

この本ではPython、Pandas、Numpy、Matplotlibなどデータを扱うのに基礎的な内容の解説から、機械学習で使われるScikit-learnとKerasの解説がされている。動作はGoogle Colaboratoryの使用が前提とされている。解説の前に、いきなり深層学習を動かすような内容になっているのも、他の本ではあまり見ない特徴だと思う。

僕が必要だったのは複数あるファイルを縦横に結合することで、本を読まずともググればできるようなことだ。ただ、Pandasの動作がとても軽くて快適だったことと、回帰分析もしたかったので、網羅的にわかる内容はとても良かった。ただ、一つ一つの解説は簡単だし、コードも短かったので、詳しく知るためには別で調べたりする必要がありそうだ。

2021年の目標進捗(1月)

進捗

・トランペットでスタンダードを吹けるようにする
→下のドから上のド(チューニングB♭)まで運指を覚えて発音できるようになった

・ソプラノサックスの練習する
→してない

チャーリー・パーカーリー・モーガンのコピーをする
→してない

・年の終わりに今年聞いた曲ベスト10を作る
→特に新しい曲を聴いてない

・tableau publicで10個公開する
→0個

Pythonでデータ分析する方法を身につける
→勉強してない

ディープラーニングのコードを写経する
→してない

・一眼カメラで写真を撮る
→瞳オートフォーカスを意識すると良い感じに撮れることがわかった

・GoProで写真を撮る
→数枚

・一月2冊の読書をする
→3冊

・車の運転をする
→1回した。中古車を購入した。

株式投資を始める
→してない

感想

トランペットをちまちま練習して、とりあえず音が出せるようになったのは良かった。車は中古車を買ったので週末には乗るだろう。pythonの勉強量を増やしたい。


『1日3分で劇的に変わる!』魔法の金管奏法レッスン(実践動画付き): フォーカル・ジストニアの克服を経て辿り着いた究極のコンディショニング・メソッド を読んだ話

去年のブラックフライデーにプラスチックトランペットを買って以来、コツコツと練習している。だが音を出すのが難しいので、とりあえず何か本でも、と思って読んだ。

筆者は国立音楽大学を修了されたユーフォニアム奏者である。大学在学中に、フォーカル・ジストニアを発症するも克服し、その経験を元にして金管楽器をより自由に吹くメソッドまとめ、教育活動をしているそうである。フォーカル・ジストニアはこの本で初めて知ったが、演奏する時に思うように体がコントロールできなくなる、音楽家特有の病気だそうである。筆者の場合は、アンブシュアを形成できなくなる症状が出たそうである。アンブシュアとは楽器を吹くときの口や唇の形を指し、野球で言うとピッチングフォームみたいなものだと僕は理解している。アンブシュアが形成できないと、ほとんど音を出すことはできない。一方で、良いアンブシュアを形成できると劇的に良い音が出せるようになる。それほどアンブシュアは、楽器を吹く上で重要だと思っているし、良い音作りと良いアンブシュア作りはほとんど同義だと僕は考えている。

ところがこの本で筆者は、アンブシュアは、呼吸、発声、口の中の形を整えた結果である、指摘していて、準備の重要性、具体的な方法が述べられている。特に呼吸法では、よく言われている腹式呼吸ではなく、横隔膜を下げ、さらに肋骨を開き、最終的には肩も上がるような呼吸について言及している。これについては僕も大賛成である。お腹を膨らませるような呼吸の腹式呼吸では、どうしても息が足りない時がある。むしろ腹式呼吸をし、さらに上を向いて肩を上げるて胸式呼吸をする方が、たくさんの息を吸うことができる。腹式呼吸と胸式呼吸のミックスのような呼吸だ。この方法について詳しく述べられている。管楽器奏者であれば、金管木管問わず、この呼吸が絶対良いと僕は思っている。

他にもバズィングや発声(歌)などについても言及されている。ブログかレッスンサイトをまとめ直して書籍にしたのかもしれないが、ウェブサイトを繋げただけのような編集になっていて、同じようなことが書かれているページがあるのが少し残念だ。

kaggleで上位に入るための探索的データ解析入門 を読んだ話

データ分析のコンペであるkaggleについて知りたくて読んだ本。正直、この本を読んでもkaggleのことはわからない。それはこの本の目的が、kaggleにおけるデータ分析方法の解説だからだ。データの切り方については詳しく書かれていて、サンプルコードもあるので自分で試すこともできる。ただ、僕のようにkaggleとは?と言うレベルの人間には、つかみどころのない部分が多々あり、消化不良になってしまうだろう。今はkaggleのチュートリアルのような本も読んでいて、それを読みながらデータを触ってからまた読みたいと思う。

kaggleの公式サイト

kaggleとは(Wikipedia)

マンガでよくわかる モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方 を読んだ話

藤井聡太二冠が幼少期に受けた教育としても有名なモンテッソーリ教育だが、僕も子供には才能あふれる人間になってほしいと思っているので、モンテッソーリ教育の本は意識して読むようにしている。その中で、漫画で読めるのでこの本を読んだ。

著者は保育園経営者で、モンテッソーリ教育を採用する保育園で働いた経験も、育児経験もあるそうである。また本書では、モンテッソーリだけでなくハーバード式と呼ばれる、人の能力を分類する方式を採用した教育についても解説されている。
ただ残念ながら、ここまで盛り込まれると漫画とはいえ理解するのが難しい。特にハーバード式はあまり馴染みがないし、分類を意識して区別するのが難しい。
とは言え、モンテッソーリ教育の基本は見守ることであり、子供の満足感を満たすことが重要であることが繰り返し述べられている。

モンテッソーリ教育を中実に行おうとすると、親にはかなりの忍耐力が必要とされるだろう。子供の満足感なんて、本当に満たされるのかと疑いたくなるほど底なしだ。本書では、時間を区切ることで親側の負担を減らすことが述べられている。例えば、公園で遊ぶのは4時まで(時計の針が12を指すまで)とあらかじめ子供に伝えることで、双方が納得できると言うものだ。僕はこれが全く腑に落ちない。それは自分自身がそこまで聞き分けの良い子ではなかったからだ。僕の子供や他所の子供は聞き分けが良いかもしれないが、時間で区切られて満足できんるわけがないと、心の底で思っている。そこは親と子供の我慢比べなのだろう。

幸いうちの子供はまだ小さく、わがままを言ってもまだなんとか対処できる。なので、今のうちに好きなように遊ばせて、満足感を満たす体験をたくさんさせてあげたいと思っている。